F1 ジュール・ビアンキ 日本GPでクラッシュし意識不明

スポンサーリンク

---

１０月５日に決勝レースが行われたF1日本GPにて、ジュール・ビアンキ選手がクラッシュし、意識不明の重体となっています。

三重県の鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP決勝は、台風１８号の影響で大雨の中でのレースとなりました。

これだけの悪天候であっても、レースはスケジュール通りに行われ、そして今回のビアンキの事故へと繋がりました。

事故の内容ですが、まず42周目のターン7（ダンロップコーナー）で、ザウバーのマシンを駆るエイドリアン・スーティルがスピンを喫します。
そしてアウト側のタイヤバリアにクラッシュしましたが、彼に怪我はありませんでした。

問題はこの後に起きます。クラッシュしたスーティルのマシンを撤去している最中に、なんと同じ場所で今度はビアンキが大クラッシュ。その際に、スーティルのマシンの回収作業を行なっていた重機車に激突してしまったのです。

すぐさまセーフティーカーが導入され、同時にFIA（国際自動車連盟）が毎レースで用意しているメディカルカーも現場へ急行しました。

その場でビアンキが頭部に外傷を負っていることが確認され、彼は救急車で三重総合医療センターに搬送され、緊急手術が行われたということです。



この悪天候の中での大きな事故ですから、レース運営側も今後厳しく責任を追及されると思います。

台風が接近していることは分かりきっていたことですし、決勝を午後３時スタートから午前中に変更、またはレースそのものを中止にするべきだったかもしれません。

F1GPは大きな興行ですから、中止の判断はとても難しいのが本音ですが、ドライバーの安全を最優先しなくてはなりません。ましてやF1マシンレベルのスピードでは、雨の中を走行すればマシンが路面から浮いてしまい、即座にコントロール不能に陥ります。

今回も大雨の中でのレース決行ですから、危険性は格段に上がっていたはずです。

とにかく今はビアンキ選手の回復を願うばかりです。

---

スポンサーリンク

タグ：F1　ビアンキ事故　ビアンキ意識不明　ビアンキ重体